先に結論
迷ったら、ここから確認してください。
住宅金融支援機構のマンションライフサイクルシミュレーションでは、平均的な大規模修繕工事費と、今後40年間の修繕積立金会計を試算できる。 数字が表示されても、そのまま自分のマンションの予算にはならない。 このシミュレーションは、見積や長期修繕計画の代わりではなく、両者の違いを見つける比較資料である。
住宅金融支援機構のマンションライフサイクルシミュレーションでは、平均的な大規模修繕工事費と、今後40年間の修繕積立金会計を試算できる。 数字が表示されても、そのまま自分のマンションの予算にはならない。
このシミュレーションは、見積や長期修繕計画の代わりではなく、両者の違いを見つける比較資料である。
入力前にそろえる資料
- 現在の長期修繕計画
- 修繕積立金残高と毎月の徴収額
- 滞納額
- 既存借入の残高と返済額
- 直近の大規模修繕年
- 今回の見積書と工事項目
- 戸数、階数、平均専有面積などの建物情報
入力値の時点がばらばらだと、試算結果の年次収支も比較できない。 残高、徴収額、見積額は同じ基準日へそろえる。
結果画面で分けて読む
平均工事費
平均工事費は、同規模と同築年数の実績を基にした参考値である。 基礎データは住宅金融支援機構の融資を利用した2013年から2018年の工事費実績約1,500件であり、物価係数で調整されている。
実際の見積との差は、建物形状、設備仕様、劣化程度、工事範囲などから生じる。 差がある場合は、施工会社などへ工事項目ごとの説明を求める。
40年間の収支
収支表では、残高が赤字になる最初の年だけを見ない。 値上げや借入によって一度黒字になっても、返済中または次回工事後に再び不足する場合がある。
次の箇所を確認する。
- 最初に残高が不足する年
- 不足を生む工事
- 値上げ開始から必要額が貯まるまでの期間
- 借入返済中の残高
- 次の大規模修繕後に残る金額
長期修繕計画へ戻す
シミュレーションと実際の計画で、工事年や工事項目が違う場合は、どちらかを自動的に正しいとしない。 相違表を作り、計画の更新が必要か、シミュレーションの入力を直すかを確認する。
国土交通省の修繕積立金に関するガイドラインも、建物条件と長期修繕計画に応じた個別検討を前提としている。
試算結果は、値上げ額や借入額を決定する回答ではない。 理事会が質問すべき差を見つけ、専門家と総会へ渡すための資料である。
根拠をたどれるよう、参照先を残しています
- 最終確認日
- 2026-09-08
- 確認状況
- 公開資料確認済み
- 個別判断
- 未実施